サーフィンの方向転換は後ろ足を「真後ろ」に置いて横へスライド|西修司プロの解説
ターンを安定させたい人向けに、西修司プロが後ろ足の位置と使い方を解説します。テーマは「どこに乗せるか」と「どう動かして切り返すか」の2点です。
まず後ろ足の位置について。ボードの種類を問わず、センターフィンの真後ろあたりに乗るのが基本です。ショートボードではデッキパッチの山なり部分に土踏まずを乗せるイメージで、デッキパッチはリーシュロックから約1cm離して貼り、山の部分がセンターフィンの真後ろに来る配置を目安にします。
この「真後ろ」に乗れていると方向転換がしやすくなります。一方、後ろ足がずれてデッキパッチの外に出ると、押し込んでもボードが前へ進みやすくなり、細かい切り返しが難しくなります。
次に後ろ足の動かし方。よくない例として「後ろ足を思いっきり踏み込みノーズを上げ、そのままボードを前へ動かす」動きが挙げられます。スケートのチックタック(カーバーでないタイプ)に近いイメージで、サーフィンでやるとブレーキがかかりスピードが落ちやすいため避けたい動きです。
対案は、ノーズをわずかに上げつつ後ろ足は踏み込みすぎず、横へスライドさせること。レギュラー方向へ行きたい場合はお尻側を横にスライドするイメージで、レールが入った状態のまま横へ進めるとスピードが乗ってきます。逆方向も同様で、行きたい方向と反対側へ足をスライドさせながらレールを入れ続けることが大切です。
また、頭を上下に動かすのではなく、頭の位置を変えずに後ろ足だけを横へスライドさせる意識がポイントです。「真後ろの位置」と「横へスライドする後ろ足の使い方」をセットで意識すると、ボトムターンやトップターンの精度向上にもつながります。
