シェーン・ドリアンが語るジョーズとパイプの流儀|COLD BEER SURF CLUB
ハワイ・ノースショアを拠点に活動するビッグウェーブのレジェンド、シェーン・ドリアン。「COLD BEER SURF CLUB」では、ジョーズやパイプラインといった危険度の高いポイントへの向き合い方を、コナー・コフィンとともにキャリアの振り返りを交えながら率直に語っています。
現在53歳のドリアンは、年にノースショアへ約3か月滞在しつつも、波の状況や気分が合わなければ無理に入らないスタンスを明かしました。パイプラインが混雑している日はビーチウォークやジョギング、ボディボード、ロングボードに切り替えることもあるといいます。競技一本に集中していた時期とは異なり、いまはエネルギーの使い方を意識的に分けているようです。
キャリアの後半からは不動産開発会社に関わり、ホテルや住宅プロジェクトのフィットネス・スパ・ウェルネス設計をサポート。マイアミ拠点でチーム通話が週3〜6回というスタイルで、サーフィン以外の軸を着実に築いています。
オンラインのフィットネスコーチングも手がけており、対象は40〜50代の男性。長期的な健康とウェルネスを軸に指導しています。
コーチング業の原点となったのは、イタロ・フェレイラからパイプラインでの世界タイトル獲得に向けたサポートを依頼されたエピソードです。約6週間の関わりでイタロが世界王者となり、その後コーチングの依頼が広がりました。最終的にはオリンピック米国チームのヘッドコーチも務め、ドリアン本人は「エネルギーが向いている方を追っていった結果」と振り返っています。
番組全体を通じて語られるのは、恐怖と集中のバランス、準備の大切さ、そしてビッグウェーブ文化の変化です。ジョーズで先にパドルする判断やパイプで限界を押す考え方が、根性論ではなく準備と集中の配分として整理されているのが印象的です。
恐れをどう扱い、”やること”だけに集中するか——その言葉の組み立てに注目しながら視聴すると、また違った面白さがあります。
