マーガレット・リバー・プロ2026|ジャック・ロビンソン復帰とジョージ・ピッターのCT初優勝
2026 WSLチャンピオンシップツアー第5戦、マーガレット・リバー・プロ。アンタルクティカからのうねりが生み出すパワーウェーブが舞台で、力を受け止めるか、力で押し返すか。選手の個性が如実に出る大会です。
会場はドライリーフへ向かって締まっていくシビアなブレイク。ビッグなターンを要する区間では乾いた岩盤が迫り、メインブレイクの終盤も大きな判断を求められます。焦らず一歩ずつスコアを積み上げる力が試される場所です。
地元のジャック・ロビンソンは復帰戦として登場。2023年のベルズビーチで負った膝の半月板損傷からシーズン終了後に手術を選び、100%の状態で戻ってきました。開幕日はメインブレイクで幼少期から慣れ親しんだポイントでラインを刻み、6.3で勝ち上がりを収めています。
大会最大の見どころはジョージ・ピッターの躍進です。ツアーの席を失いチャレンジャーシリーズで這い上がってきた彼は、「エリートの仲間に自分がいることを証明する」と宣言。世界王者ヤゴ・ドラを撃破し、さらにメディーナも倒してCT初優勝を掴みました。まさにキャリアを定義する瞬間です。
ロビンソンの復帰とピッターのブレイクスルーが同じ大会で交差し、マーガレット・リバーのドラマをさらに際立たせました。
女子ではカリッサ・ムーアがベルズでの早期敗退の悔しさをバネに、パワーを武器にした鋭いライディングを披露。エリン・ブルックスはステファニー・ギルモアとの対戦で結果を出し、若い世代の台頭を印象づけました。
荒れたコンディションの中で優劣が瞬時に入れ替わるマーガレット・リバー。どのヒートも目が離せない大会です。
