台風18号ソウデル週末波予想|8月22〜23日の千葉・湘南・伊豆・四国・宮崎
台風18号ソウデルがトラック諸島近海で発生。今週末は「土曜の波」だけを見ると静かだが、その先にかなり気になる予想がある。
8月20日6時のソウデルは中心気圧996hPa、最大風速20m/s。
しかし今後急速に発達し、22日土曜未明には960hPa、23日日曜未明には935hPa、最大風速45m/s、最大瞬間風速65m/sまで発達する予想となっている。
進路は北西方向。
日曜日には小笠原近海まで北上し、その後は日本の南を西北西へ進む予想だ。
日曜:935hPa予想のソウデルが小笠原近海へ。
日曜後半〜週明けの台風スウェル反応に注目。
今回の週末は、土曜日の数字だけを見て「18号は波を上げない」と判断しない方がいい。
むしろソウデルが急発達しながら日本の南へ近づく、日曜日から月曜日にかけてが重要になりそうだ。
台風18号ソウデルは急発達しながら北西へ
台風18号ソウデルは、8月20日6時の時点でトラック諸島近海にある。
中心気圧996hPa、最大風速20m/s、最大瞬間風速30m/s。北北西へ毎時25kmで進んでいる。
ここからかなり発達する予想だ。
| 日時 | 台風18号ソウデルの予想 |
|---|---|
| 8/20 6時 | トラック諸島近海。996hPa、最大風速20m/s、最大瞬間30m/s。北北西へ25km/h。 |
| 8/20 18時 | トラック諸島近海。990hPa、最大風速23m/s、最大瞬間35m/s。北北西へ15km/h。 |
| 8/21 6時 | トラック諸島近海。980hPa、最大風速30m/s、最大瞬間40m/s。北北西へ20km/h。 |
| 8/22 3時 | マリアナ諸島。960hPa、最大風速40m/s、最大瞬間55m/s。北西へ20km/h。 |
| 8/23 3時 | 小笠原近海。935hPa、最大風速45m/s、最大瞬間65m/s。北西へ20km/h。 |
| 8/24 3時 | 日本の南。935hPa、最大風速45m/s、最大瞬間65m/s。西北西へ25km/h。 |
| 8/25 3時 | 日本の南。950hPa、最大風速40m/s、最大瞬間60m/s。西北西へ25km/h。 |
17号ナンカーとの大きな違い
17号ナンカーは日本から離れた東側を進み、強い台風スウェルが入りにくい進路となった。
今回の18号ソウデルは、発達しながら北西へ進み、小笠原近海から日本の南へ向かう予想。
サーフィンへの影響という意味では、17号よりも今後の変化を注意深く追いたい進路になっている。
最新天気図でソウデルと日本の位置関係を見る
台風18号はまだ日本から遠い。
まずは広域天気図で、どの方向から日本へ近づいてくるのかを確認したい。
アジア太平洋の実況天気図
台風18号ソウデルと日本列島の現在の位置関係を確認できます。
アジア太平洋 48時間予想図
土曜日にかけての広域の気圧配置と、ソウデルの北上を確認できます。
日本付近 48時間予想図
土曜日の沿岸風を見る場合はこちら。台風スウェルだけでなく、風向きも合わせて確認したい。
台風18号ソウデルの最新進路図
現在位置、予報円、今後の進路は下の台風18号進路図で確認できる。
台風経路図
8月20日の海:まだ台風18号の大きな反応はない
まず、木曜日時点の実際の海を見ておこう。
太平洋側は全体として小〜中サイズ。
現時点では、ソウデルによる大きな台風スウェルが入っている状況ではない。
| エリア | 8月20日の実波 |
|---|---|
| 千葉北 | 吉崎でモモ〜コシ、セットハラ。南東の弱いオンショア。 |
| 千葉南 | 千歳・千倉でモモ〜コシ、セットハラ前後。 |
| 茨城 | 大洗でモモ〜コシ。大貫海の子でモモ〜コシ、セットハラ。 |
| 東北 | 仙台新港でハラ。浪板はヒザ〜モモ、セットコシ。 |
| 湘南 | 辻堂・第2駐車場前でヒザ、セットモモ。南寄りのオンショア。 |
| 西湘 | 吉浜でヒザ、セットモモ。生コン前もモモ前後。 |
| 伊豆 | 多々戸でヒザ、セットモモ。小さいながら比較的まとまる時間あり。 |
| 静岡 | 御前崎でヒザ〜モモ、セットコシ。静波もヒザ〜モモ前後。 |
| 伊良湖 | ロングビーチでモモ、セットコシ〜ハラ。南寄りの風でザワつき。 |
| 伊勢志摩 | 国府ノ浜でヒザ〜コシ前後。 |
| 四国 | 生見でモモ、セットコシ〜ハラ。 |
| 宮崎 | 木崎浜でコシ〜ハラ。北東風の影響あり。 |
8月22日(土):まだ1m前後中心、大幅アップは先か
土曜日の波高予想を見ると、まだ大きな台風スウェルは表れていない。
千葉南で1.2m前後、千葉北1.1m前後。その他の太平洋側も、おおむね1m前後となっている。
| エリア | 22日朝6時の予想 |
|---|---|
| 千葉北 | 大原1.14m、南東、周期8.50秒。南西風2.48m/s。 |
| 千葉南 | 白渚1.20m、南南東、周期8.25秒。西南西風1.97m/s。 |
| 茨城 | 河原子0.94m、東南東、周期9.70秒。北北東風0.85m/s。 |
| 東北 | 荒浜0.82m、東南東、周期10.50秒。北北西風2.02m/s。 |
| 湘南 | 鵠沼0.60m、南、周期7.40秒。南西風3.70m/s。 |
| 西湘 | 吉浜0.64m、南南東、周期8.20秒。西風3.63m/s。 |
| 伊豆 | 多々戸0.98m、南南東、周期8.95秒。西風2.75m/s。 |
| 静岡 | 中田島0.98m、南、周期8.40秒。北北東風0.45m/s。 |
| 伊良湖 | 寺沢0.96m、南、周期8.40秒。南西風2.20m/s。 |
| 伊勢志摩 | 国府ノ浜0.86m、南南東、周期8.25秒。西南西風1.14m/s。 |
| 四国 | 生見0.98m、南南東、周期8.55秒。北北西風2.12m/s。 |
| 宮崎 | 青島0.96m、南東、周期7.80秒。東南東風2.21m/s。 |
千葉:土曜は1.1〜1.2m前後、まだ大きくない
千葉北の大原は1.1m前後、千葉南の白渚は1.2m前後。
今週末の中ではサイズを見つけやすいエリアだが、「強い台風18号スウェルが到達した」と言える数字ではまだない。
波向きは南東〜南南東。
風は南西寄りで比較的弱い予報なので、場所によっては土曜の段階でも遊べる可能性がある。
茨城・東北:波高より周期が気になる
茨城は1m弱、東北も0.8〜0.9m前後。
数字だけなら小さい。
ただし、周期を見ると茨城は9秒台後半、東北では10秒前後まで伸びている。
土曜の段階ではサイズアップにつながっていなくても、日曜以降のうねり変化を見るためのポイントになりそうだ。
湘南:土曜は引き続き小波
鵠沼は0.6m前後。
南うねりで周期7秒台。
さらに南〜南西風が入りやすく、土曜はサイズ・コンディションともに大きな期待をする日ではなさそう。
ただし、ロングボードや小波を楽しみたい人には候補が残る可能性がある。
伊豆:1m前後、土曜は比較的穏やか
多々戸は1m前後、周期9秒弱。
西寄りの風から南西風へ変化する予想。
大きな台風スウェルではないが、湘南よりサイズを拾う可能性がある。
静岡・伊良湖:土曜は1m前後
静岡・伊良湖も1m前後。
静岡では朝の風がかなり弱く、場所によってはサイズよりコンディションを狙える可能性がある。
午後は南西風が強くなるため、入るなら早めの海況を確認したい。
四国・宮崎:まだ大きな18号反応は見えない
四国・宮崎も土曜は1m前後。
この段階では「935hPaになる台風が来ている」と聞いて想像するような大波にはなっていない。
しかし、ソウデル本体はこのあと日本の南へさらに近づく。
西日本では土曜より、日曜後半から月曜の変化を見たい。
土曜の結論:波をやるならサイズより風を選ぶ
| エリア | 土曜の見方 |
|---|---|
| 千葉 | 1.1〜1.2m前後。週末の中ではサイズを見つけやすい。 |
| 茨城 | 1m前後。朝の弱風と9秒台後半の周期に注目。 |
| 東北 | 1m弱だが周期10秒前後。今後の変化を見る。 |
| 湘南 | 0.5〜0.6m前後。小波中心。 |
| 西湘 | 0.6m前後。湘南同様小さめ。 |
| 伊豆 | 1m前後。比較的サイズを拾う。 |
| 静岡・伊良湖 | 1m前後。朝の風が弱い時間を確認。 |
| 四国・宮崎 | 1m前後。18号本来の反応はまだ先を見る。 |
8月23日(日):ここから台風18号ソウデルが気になる
今回の週末で最も重要なのは日曜日。
23日3時には、ソウデルは小笠原近海まで北上する予想。
中心気圧は935hPa、最大風速45m/s、最大瞬間風速65m/s。
かなり発達した状態で、日本の南東海上へ近づく。
しかし日曜には935hPa予想。
日曜後半〜月曜の太平洋側は、海の変化を見逃したくない。
今回注意したいのは、「日曜の朝から全国一斉にサイズアップする」と決めつけないこと。
台風スウェルは台風の距離、強風域の向き、うねりの周期、各ポイントの向きによって到達時間が変わる。
そのため、日曜は時間の経過とともに海が変わる可能性を考えておきたい。
千葉:日曜の第一チェック候補
千葉は南東〜東南東うねりを受けやすく、今回の進路では最初に変化を確認したいエリアの一つ。
土曜は1.1〜1.2m前後だが、日曜に新しい南東〜東寄りのうねりが加わるかを確認したい。
特に、波高だけでなく周期が土曜の8秒台から伸びてくるかがポイント。
周期の伸びとセット間隔の変化が出れば、ソウデル由来のうねりが混ざり始めた可能性を考えたい。
茨城・東北:土曜から周期が長め
茨城は土曜の段階で9秒台後半、東北は10秒前後。
波高自体はまだ1m前後だが、日曜日にサイズが伴ってくるか注目。
東寄りのうねりを受けやすい場所では、日曜後半から月曜へ変化が続く可能性もある。
湘南:千葉ほど早い反応は期待しにくい
湘南は今回も少し違う。
ソウデルがまだ日本の南東海上にいる段階では、東〜南東寄りのうねりを千葉ほど直接拾わない。
そのため、千葉で変化が出始めても湘南は小さいまま、という時間差が起こる可能性がある。
ただしソウデルはその後、日本の南を西北西へ進む。
進路がさらに西へ移れば、湘南でも南〜南東うねりが入りやすくなるため、日曜後半から週明けは改めて確認したい。
伊豆:日曜から変化を見たいエリア
伊豆は南〜南東方向からのうねりに反応するポイントが多い。
土曜は1m前後だが、日曜に台風が小笠原近海へ北上することで、南東うねりがどう変わるかを確認したい。
白浜と南伊豆側では反応が大きく違うため、ポイントごとの実波確認が重要になる。
静岡・伊良湖:日曜後半〜月曜が気になる
ソウデルは日曜から月曜にかけて、日本の南を西寄りへ進む。
この進路なら、静岡・伊良湖は日曜後半から月曜にかけて南〜南東うねりの反応が強くなる可能性を確認したい。
特に月曜日は、台風本体が南の海上まで近づく予想なので、週末以上に重要になる可能性がある。
四国・宮崎:本格反応は日曜後半〜週明けか
四国・宮崎も土曜は1m前後。
しかし台風は日曜以降、日本の南を西北西へ進む。
西へ進むほど四国・九州から見た台風の位置関係は近くなる。
そのため、日曜後半から週明けにかけて東〜南東うねりが強くなるかを確認したい。
935hPaだから「必ず良い波」になるわけではない。
強い台風ほど、反応する場所では急激なサイズアップや強いカレントにつながる可能性があります。サイズが上がった場合は「良い台風波」と決めつけず、風・周期・セットの大きさ・流れまで確認してください。
今週末は土曜と日曜で狙い方が違う
| エリア | 22日 土曜 | 23日 日曜 |
|---|---|---|
| 千葉 | 1.1〜1.2m前後。小〜中サイズ。 | 南東〜東寄りの新しいうねりが入るか注目。 |
| 茨城 | 1m前後、周期9秒台後半。 | 周期にサイズが伴い始めるか確認。 |
| 東北 | 1m弱、周期10秒前後。 | 日曜後半〜月曜まで変化を見る。 |
| 湘南 | 0.5〜0.6m前後、小波。 | 千葉より反応は遅め。後半〜週明けを確認。 |
| 西湘 | 0.6m前後。 | 南東うねりの反応が出るか確認。 |
| 伊豆 | 1m前後。 | 南東うねりの変化に注目。 |
| 静岡・伊良湖 | 1m前後。 | 日曜後半〜月曜がより気になる。 |
| 四国・宮崎 | 1m前後。 | 台風の西進に伴う東〜南東うねりを確認。 |
実は月曜24日の方が重要かもしれない
今回のソウデルで、かなり重要なのが週明け。
24日3時には、台風18号は日本の南、北緯22.9度・東経139.3度まで進む予想。
中心気圧は935hPa、最大風速45m/s、最大瞬間風速65m/sを維持する。
つまり、日曜日より日本列島へ近い位置で強い勢力を維持している可能性がある。
日曜:台風スウェルの反応開始に注目。
月曜:今回のソウデルで本命になる可能性。
特に伊豆・静岡・伊良湖・四国・宮崎など南〜南東うねりに反応するエリアでは、月曜日まで含めて見ておきたい。
千葉・茨城・東北も、日曜に入った新しいうねりが週明けにどう変化するか注目。
湘南も台風が西へ進むことで、日曜より月曜の方が南寄りうねりを拾いやすくなる可能性がある。
各地の最新波情報・風予報をチェック
今回の台風18号は、週末の途中から海が変わる可能性がある。
出発前だけでなく、日曜は時間をおいて最新の波情報を確認したい。
東日本の反応を確認
南〜南東うねりの変化を確認
台風18号の名前は「ソウデル(Saudel)」。
ミクロネシアが提案したアジア名で、気象庁では意味を「伝説上の首長の護衛兵」としている。
小ネタ1:アジア名リストでは79番
ソウデルは現在のアジア名リストで79番。
78番は台風17号で使われたNangka(ナンカー)、80番はフィリピン提案のNarra(ナーラ)。
小ネタ2:2020年にもSaudelが登場
気象庁の過去の台風名一覧では、2020年の台風17号にもSaudelの名前が使われている。
アジア名は順番に繰り返し使用されるため、同じ名前が数年後に再登場することがある。
小ネタ3:「首長そのもの」ではなく護衛兵
英語版の気象庁資料では、Saudelの意味は「Chief Soudelor’s trusted guard/soldier」とされている。
つまり伝説上の首長ソウデル本人ではなく、その首長に仕えた信頼された護衛兵・兵士を指す名前だ。
まとめ:土曜はまだ小〜中サイズ。日曜から週明けのソウデルに注目
台風18号ソウデルは、週末にかけて急速に発達する予想。
22日土曜日の段階では、千葉でも1.1〜1.2m前後、その他の太平洋側も1m前後が中心で、大きな台風スウェルはまだ見えていない。
しかし23日日曜未明には、ソウデルは小笠原近海で935hPa、最大風速45m/sまで発達する予想。
ここから状況が変わる可能性がある。
日曜は千葉・茨城・東北・伊豆などの変化を見る。
静岡・伊良湖・四国・宮崎は週明けまで追う。
湘南も月曜にかけての南うねりを確認。
そして今回のソウデルは、週末だけで完結する台風ではなさそうだ。
月曜3時にも935hPaを維持して日本の南まで進む予想となっている。
日曜日にまだ小さいからといって、今回の台風スウェルが終わったと判断しないこと。
むしろ日曜後半から週明けにかけて、各地の波向き・周期・サイズがどう変化するかが今回の本当の見どころになりそうだ。
強い台風からのうねりは、急に海況を変えることがあります。
前のセットでは入れそうに見えても、急に大きなセットが入ることや、カレントが強まることがあります。サイズが上がった場合は、自分のレベルに合わない海へ無理に入らず、実際の海を確認して判断してください。
出典:SURF@REA 台風情報、SURF@REA 最新波情報、SURF@REA 波高・風向き予報、気象庁「台風情報」「天気図」「台風の番号とアジア名の付け方」「過去の台風の番号と名前」
※波高は海洋予報上の波高であり、実際のサーフポイントのフェイスサイズそのものではありません。実際のブレイクサイズは地形、波向き、周期、潮位、遮蔽物などによって変化します。
※台風から届くうねりと、既存のうねりや沿岸の風波が重なる場合があります。入水前には必ず最新の実波、風、現地状況を確認してください。
※この記事は2026年8月20日時点の情報をもとに、8月22日(土)・23日(日)を中心とした週末から週明けのサーフィンへの影響を整理しています。
