【台風25号ドゥージェン】週末〜シルバーウィークの波は?土曜からサイズアップ、日〜月は関東接近に注意
台風25号ドゥージェンが南鳥島近海から小笠原近海へ進み、シルバーウィークには日本の南から関東の南東へ北上する予想となっている。
2026年のシルバーウィークは、9月19日(土)から23日(水)までの5連休。
19日土曜日の時点で、すでに千葉・茨城・静岡・伊良湖・四国・宮崎などでは大きなサイズアップが予想されている。
さらに20日日曜日にはドゥージェンが日本の南、21日月曜日・敬老の日には関東の南東まで近づく予想。
20日(日):台風が日本の南へ。さらに大きくなる可能性。
21日(月・祝):関東南東へ接近。関東〜東北は最大警戒候補。
22〜23日:台風は東へ離れ、残りうねりを狙う展開か。
今回の連休は「どの日が一番大きいか」だけでなく、エリアごとにピークのタイミングが違うことが重要だ。
2026年のシルバーウィークは9月19日〜23日の5連休
今年はサーファーにとってかなり気になる並びになった。
| 日付 | カレンダー | 台風25号の見方 |
|---|---|---|
| 9/19(土) | 土曜日 | 小笠原近海。太平洋側で本格サイズアップ開始。 |
| 9/20(日) | 日曜日 | 日本の南へ北上。東海〜関東でさらに変化に注目。 |
| 9/21(月) | 敬老の日 | 関東の南東へ接近。関東〜東北の山場候補。 |
| 9/22(火) | 休日 | 日本の東へ離れる。東うねり・残りうねりを確認。 |
| 9/23(水) | 秋分の日 | 全体的にはサイズダウン方向。残った波と風を選びたい。 |
つまり今回の5連休は、ちょうど台風25号が日本へ近づき、そして東へ抜けていくタイミングと重なる。
台風25号ドゥージェンは小笠原近海から関東南東へ
9月17日12時の台風25号ドゥージェンは南鳥島近海。
中心気圧985hPa、最大風速25m/s、最大瞬間風速35m/s。北へ毎時40kmで進んでいる。
この先は北西〜西北西へ向きを変え、小笠原近海へ進む。
| 日時 | 台風25号ドゥージェンの予想 |
|---|---|
| 9/17 12時 | 南鳥島近海。985hPa、最大風速25m/s。北へ40km/h。 |
| 9/18 0時 | 南鳥島近海。985hPa、最大風速30m/s。北西へ45km/h。 |
| 9/18 12時 | 小笠原近海。985hPa、最大風速25m/s。西北西へ35km/h。 |
| 9/19 9時 | 小笠原近海。985hPa、最大風速25m/s。西北西へ20km/h。 |
| 9/20 9時 | 日本の南。980hPa、最大風速25m/s。北北西へ20km/h。 |
| 9/21 9時 | 関東の南東。980hPa、最大風速25m/s。北北東へ25km/h。 |
| 9/22 9時 | 日本の東。980hPa、最大風速25m/s。北東へ45km/h。 |
サーフィン目線ではかなり気になる進路
土曜日に小笠原近海、日曜日に日本の南、月曜日に関東南東。
太平洋側の広い範囲で台風との距離が縮まるため、土曜から月曜にかけて波向き・周期・サイズが大きく変化する可能性がある。
最新天気図で台風25号と日本の位置関係を見る
アジア太平洋の実況天気図
台風25号ドゥージェンと日本列島の現在の位置関係を確認できます。
アジア太平洋 24時間予想図
小笠原方面へ進む台風25号と日本付近の気圧配置を確認できます。
アジア太平洋 48時間予想図
シルバーウィーク入り直前の台風25号と日本付近の位置関係を広域で確認できます。
台風25号ドゥージェンの最新進路図
現在位置、予報円、今後の進路は下の台風25号進路図で確認できる。
台風経路図
9月17日の海:すでに東向きのエリアにはサイズあり
台風25号の本格反応前だが、現在の太平洋側はすでにエリア差が大きい。
特に千葉・茨城など東向きのエリアでは、北東風の影響を受けながらも頭前後のセットが入っている場所がある。
| エリア | 9月17日の実波 |
|---|---|
| 千葉北 | 志田下・東浪見などでムネ〜カタ、セット頭。北北東風が強く、荒れた場所も多い。 |
| 千葉南 | 白渚でコシ〜ハラ、セットムネ。千歳ではハラ〜ムネ、セットカタ。 |
| 茨城 | ハラ〜ムネ中心。場所によって頭〜頭オーバーだが北東風でジャンク。 |
| 東北 | 仙台新港でハラ〜ムネ。東寄りの風でザワつき。 |
| 湘南 | 鵠沼でヒザ、セットモモ。北北東オフショアで面は良いが小さい。 |
| 西湘 | 吉浜でモモ〜コシ、セットハラ。 |
| 伊豆 | 多々戸でモモ、セットコシ。白浜はコシ〜ムネ、セットカタ。 |
| 静岡 | 御前崎でモモ〜コシ、セットハラ。北東オフショアの時間あり。 |
| 四国 | 生見でハラ〜ムネ、セットカタ〜頭。 |
| 宮崎 | お倉ヶ浜でハラ、セットムネ。北西の弱いオフショアで良い時間あり。 |
現在の波をすべて台風25号由来とは考えないこと。
現在の海には既存の東寄りうねりや北東風波も含まれている。台風25号の反応を見るなら、金曜から土曜にかけて波向き・周期・サイズがどう変化するかを確認したい。
9月19日(土):連休初日から本格サイズアップ
土曜日は、すでに「様子見」のサイズではなさそうだ。
千葉・茨城・静岡・伊良湖・伊勢志摩・四国・宮崎など、太平洋側の広い範囲で2m前後から3m前後まで上がる予想。
さらに周期も10〜12秒前後まで伸びるエリアがある。
| エリア | 19日 朝6時 | 夕方18時 |
|---|---|---|
| 千葉北 | 2.36m・南東・10.55秒 | 2.86m・南東・10.50秒 |
| 千葉南 | 2.30m・東南東・10.40秒 | 2.80m・南東・10.35秒 |
| 茨城 | 2.14m・東・8.65秒 | 2.62m・南東・10.40秒 |
| 東北 | 1.62m・東・7.30秒 | 1.82m・東南東・9.75秒 |
| 湘南 | 1.04m・南東・11.20秒 | 1.50m・南東・11.30秒 |
| 西湘 | 1.44m・南東・10.40秒 | 2.00m・南東・10.65秒 |
| 伊豆 | 1.82m・東・8.05秒 | 2.20m・東南東・9.60秒 |
| 静岡 | 1.56m・南東・10.55秒 | 2.58m・南東・11.80秒 |
| 伊良湖 | 1.58m・南東・10.30秒 | 2.66m・南東・11.85秒 |
| 伊勢志摩 | 1.76m・東南東・8.90秒 | 2.48m・南東・11.05秒 |
| 四国 | 2.34m・東南東・8.90秒 | 3.02m・東南東・11.35秒 |
| 宮崎 | 2.30m・東・9.15秒 | 2.86m・東・10.65秒 |
千葉:連休初日から2m後半。すでに大きい
千葉北・千葉南とも、土曜朝の時点で2mを超える予報。
午後から夕方は2.8m前後まで上がる。
周期も10〜11秒前後。
台風25号がまだ小笠原近海にある段階でこの数字なので、日曜・月曜を待つ前から十分大きな海になりそうだ。
「日曜が本番だから土曜はまだ大丈夫」と考えないこと。
土曜日の時点で2m後半・周期10秒超の予報。ポイントによっては頭オーバー以上のセットや強いカレントが考えられる。
茨城:朝から2m超、夕方は周期も伸びる
河原子は朝2.14m。
夕方には2.62m、周期10.40秒まで伸びる予報。
朝は北北東、午後は北東寄りの風。
風をかわすポイントを選べても、サイズそのものが大きくなるため無理はしない方がよい。
湘南:土曜は「ちょうどいい」と感じる人も
湘南は千葉とはかなり違う。
鵠沼で朝1.04m、夕方1.50m。
しかも周期は11秒台。
海洋予報の1〜1.5mをそのままフェイスサイズへ換算することはできないが、現在のヒザ〜モモからは明確に上向く可能性が高い。
湘南はサイズアップしながらも比較的抑えられる。
大きすぎる波を避けたい人には候補になり得る。
北〜北北東風なので、湘南ではオフショア寄り。
サイズと面のバランスだけなら、土曜日はかなり気になる。
西湘:湘南より一段大きい可能性
吉浜は朝1.44m、夕方2.00m。
周期10〜11秒前後。
湘南では少し物足りないが、千葉の2m後半までは求めない人にとって中間的な選択肢になる可能性がある。
静岡・伊良湖・伊勢志摩:午後へ向け大きく上昇
静岡は朝1.56mから夕方2.58m。
伊良湖は1.58mから2.66m。
伊勢志摩は1.76mから2.48m。
特に静岡・伊良湖では周期が12秒近くまで伸びる。
朝より午後の方が大きくなるため、海に入ったあとサイズが変化することも想定したい。
四国:夕方3m前後。連休初日からかなり大きい
生見は朝2.34m、夕方3.02m。
周期も11秒台まで伸びる。
現在のハラ〜頭前後からさらに大きくなる可能性があり、土曜日の時点から上級者向けの海になることも考えたい。
宮崎:2.3mから2.9mへ
青島周辺では朝2.30m、夕方2.86m。
波向きは東寄り。
現在すでにハラ〜頭程度のポイントがあるため、週末はさらにサイズアップする可能性がある。
9月20日(日):台風は日本の南へ。本格的な影響に注意
日曜日9時には、ドゥージェンは日本の南、北緯29.6度・東経138.6度付近まで進む予想。
中心気圧980hPa、最大風速25m/s。
土曜日より日本列島に近づく。
すでに大きい土曜の海がさらにどう変化するかを見る日。
千葉・茨城:さらに大きくなる可能性を前提に
土曜日の時点ですでに2m後半まで上がる予報。
台風本体がさらに近づく日曜日は、サイズを求めて移動するより、まずクローズや強いカレントになっていないかを確認したい。
特に東〜南東うねりを正面から受けるポイントでは、大きすぎる可能性を考えておく。
湘南:日曜は土曜以上にサイズアップする可能性
土曜に南東うねりが入ったあと、台風が日本の南まで北上する。
湘南は東寄りのうねりより、台風が西寄りへ進んで南うねりへ変化した方が反応しやすい。
そのため、今回の進路では土曜より日曜、さらに月曜朝までサイズが上向く可能性を見ておきたい。
伊豆・静岡・伊良湖:週末の中でもかなり注意
台風が日本の南まで進むことで、南〜南東方向からのうねりに反応しやすい。
土曜日でも2m前後から2m後半まで上がるため、日曜日はさらに大きな海になる可能性を想定したい。
四国・宮崎:土曜からすでに大きい
西日本では土曜の時点で大きく反応する。
日曜はサイズのピークが続く、または場所によっては徐々に落ち着き始める可能性もある。
ただし、3m前後からのサイズダウンは「小さくなった」という意味ではない。
9月21日(月・敬老の日):関東の南東へ。連休最大の注意日候補
21日9時には、台風25号は関東の南東、北緯34.3度・東経141.1度付近まで北上する予想。
中心気圧980hPa、最大風速25m/s。
今回のシルバーウィークで、関東・東北にとって最も台風が近いタイミングになる可能性がある。
関東〜東北は21日を「良い台風波の日」と決めつけない。
台風が近ければ、サイズだけでなく風、強いカレント、急なセットアップも起こりやすくなる。千葉・茨城・東北ではクローズするポイントが出る可能性も考えておきたい。
千葉・茨城:大きすぎる場合は無理をしない
土曜から大きな波が続いた上で、台風本体が関東南東へ近づく。
21日はサイズだけを求めてポイントを選ぶ状況ではない可能性が高い。
風をかわす場所、うねりをかわす場所、または別エリアへの移動も含めて考えたい。
東北:月曜が本番になる可能性
東北は土曜日の時点では関東や西日本より一段小さい。
しかし台風が北上して関東南東まで進む月曜には、東〜南東うねりの反応が強くなる可能性がある。
今回の連休では、東北は週末より21日を重点的に確認したい。
湘南:台風の西側に入ることで風向きにも注目
台風が関東の南東へ進めば、湘南ではサイズだけでなく風向きの変化も重要になる。
うねりが残りながらオフショア寄りの風に変わる時間があればコンディションが整う可能性もあるが、サイズが大きすぎる場合は別。
当日の実波を見て判断したい。
9月22日(火・休日):台風は日本の東へ
22日9時には台風25号は日本の東へ抜け、北東へ45km/hで進む予想。
台風本体は急速に日本から離れ始める。
そのため西日本・東海ではサイズダウン方向へ向かう可能性が高い。
一方、関東・東北は東〜南東からの残りうねりがまだ大きく残る可能性がある。
前日まで大きすぎた場所が、少し落ち着いて狙える可能性も。
ただし、長周期のうねりは台風が離れてもすぐには消えない。
「台風が遠ざかった=安全」と考えず、セットの大きさを確認したい。
9月23日(水・秋分の日):残りうねりを狙う日になるか
台風は22日の時点ですでに日本の東を高速で離れる予想。
23日は全体としてサイズダウン方向になる可能性が高い。
この日まで休みという人にとっては、連休前半の大波よりも、少し落ち着いた残りうねりを狙える日になる可能性がある。
特に千葉・茨城・東北など東向きのエリアでは、台風が残した東〜南東うねりがどこまで続くか確認したい。
湘南・西湘では、南寄りの残りうねりが適度なサイズまで落ち着けば狙い目になる可能性もある。
5連休、エリア別にいつを見る?
| エリア | 注目日 | 見方 |
|---|---|---|
| 千葉 | 19〜21日 | 土曜からすでに大きい。日〜月は大きすぎる可能性も。22日以降の落ち着きも候補。 |
| 茨城 | 19〜21日 | 土曜2m超。月曜は台風接近でさらに注意。 |
| 東北 | 20〜22日 | 関東より反応が遅れ、月曜前後が山場候補。 |
| 湘南 | 19〜22日 | 土曜からサイズアップ。千葉より抑えられやすく、中級者の選択肢にも。 |
| 西湘 | 19〜21日 | 湘南より一段大きく反応する可能性。土曜でも2m前後予報。 |
| 伊豆 | 19〜21日 | 土曜2m前後。強い北東風とサイズの両方に注意。 |
| 静岡・伊良湖 | 19〜20日 | 土曜午後から2.5m前後。南東うねりの反応が早い。 |
| 伊勢志摩 | 19〜20日 | 土曜2m超。連休前半に大きく反応する可能性。 |
| 四国・宮崎 | 19〜20日 | 土曜から2〜3m級。連休前半は大きすぎる場所に注意。 |
サイズが大きいほど良い週末ではない
今回の台風25号は、シルバーウィークとタイミングが重なるため、普段より海へ行く人も増える可能性がある。
しかし土曜日の予報だけでも、千葉・静岡・伊良湖・四国などは2〜3m級。
しかも周期10〜12秒前後の場所が多い。
同じ2mでも、周期が長いほどパワーは大きい。
見た目が整っていても、大きなセットや強いカレントが入る可能性があります。普段入らないサイズなら、無理に台風スウェルを追わず、うねりをかわすポイントや湘南など比較的サイズを抑えやすいエリアも検討してください。
各地の最新波情報・風予報を確認
台風25号の名前は「ドゥージェン(Dujuan)」。
中国が提案したアジア名で、意味は「つつじ」。
小ネタ1:アジア名リストでは86番
Dujuanは現在のアジア名リストで86番。
直前の85番は台風24号で使われたKrovanh(クロヴァン)。
小ネタ2:過去にもドゥージェンは登場
2021年には台風1号、2009年には台風12号、2003年には台風13号としてDujuanが使われている。
アジア名はリストを順番に繰り返し使用するため、同じ名前が数年ごとに再登場する。
小ネタ3:Dujuanは中国語でツツジ
気象庁の公式な日本語の意味も「つつじ」。
台風名には動物や星座だけでなく、花や木など自然に由来する名前も多い。
まとめ:シルバーウィーク前半は大波、後半は残りうねりを狙う展開か
台風25号ドゥージェンは、19日土曜日に小笠原近海、20日に日本の南、21日に関東南東へ進む予想。
今年のシルバーウィーク5連休と、台風が日本へ近づいて抜けていくタイミングがほぼ重なる。
20日:日本の南へ。大波が続く可能性。
21日:関東南東。関東〜東北は最大注意。
22日:台風は東へ。残りうねりへ移行。
23日:サイズダウンした波を狙える可能性。
特に連休初日の土曜日は、まだ台風本体が遠いからと油断できない。
千葉で2m後半、静岡・伊良湖でも2m後半、四国では3m前後まで上がる予報となっている。
湘南も現在の小波から一気に変わり、土曜午後には1.5m前後・周期11秒台の予報。
日曜日から月曜日にかけては台風そのものが日本へ近づくため、さらに海況が大きく変わる可能性がある。
一方、22〜23日は台風が東へ離れるため、前半に大きすぎたポイントが徐々に落ち着き、残りうねりを狙える可能性もある。
連休だからと無理に海へ入らない。
台風スウェルでは短時間でセットサイズやカレントが変化する場合があります。波高だけでなく周期・風・潮位・実際のセットを確認し、自分のレベルを超える海では入水しないでください。
出典:SURF@REA 台風情報、SURF@REA 最新波情報、SURF@REA 波高・風向き予報、気象庁「台風情報」「天気図」「台風の番号とアジア名の付け方」、内閣府「国民の祝日について」
※波高は海洋予報上の波高であり、実際のサーフポイントのフェイスサイズそのものではありません。地形、波向き、周期、潮位、遮蔽物によって実際のブレイクサイズは変化します。
※台風の進路・速度が変わると、うねりの到達時間や風向きも変化します。入水前には必ず最新の進路、実波、風を確認してください。
※この記事は2026年9月17日時点の情報をもとに、9月19日(土)〜23日(水)の週末・シルバーウィークのサーフィンへの影響を整理しています。
