【台風27号チョーイワン】週末の波は?26号の残りうねり+日曜から27号反応|月曜以降さらに注目
台風26号スリゲが日本の東へ離れる一方、新たな台風27号チョーイワンがマリアナ諸島から急発達しながら北上する予想となっている。
今週末は、ひとつの台風だけを見ればよい海ではない。
土曜日は26号が残した東寄りのうねりや北東寄りの風波が混ざる可能性があり、日曜日になると南の27号から新しいうねりが入り始める可能性がある。
特に27号は急発達する予想。
4日(日):四国・宮崎・東海・千葉で上向き。周期も徐々に伸びる。
5日(月):27号は925hPa予想。週末以上に重要になる可能性。
今回の本当の主役は27号。ただし土曜の海には、すでに遠ざかった26号の影響が残る可能性もあり、波の発生源を一つだけに決めつけない方がいい。
台風27号チョーイワンが急発達|週末より月曜がさらに重要
10月2日6時の台風27号チョーイワンはマリアナ諸島。
中心気圧990hPa、最大風速23m/s、最大瞬間風速35m/sで西へ15km/h。
このあと進路を北へ変え、一気に発達する予想となっている。
| 日時 | 台風27号チョーイワンの予想 |
|---|---|
| 10/2 6時 | マリアナ諸島。990hPa、最大風速23m/s。西へ15km/h。 |
| 10/3 6時 | マリアナ諸島。970hPa、最大風速35m/s、最大瞬間50m/s。北へゆっくり。 |
| 10/4 3時 | 小笠原近海。945hPa、最大風速45m/s、最大瞬間60m/s。北北東へ15km/h。 |
| 10/5 3時 | 小笠原近海。925hPa、最大風速50m/s、最大瞬間70m/s。北へ10km/h。 |
| 10/6 3時 | 小笠原近海。945hPa、最大風速45m/s。北北西へ20km/h。 |
| 10/7 3時 | 日本の東。960hPa、最大風速40m/s。北へ30km/h。 |
ここが今回の重要ポイント
27号は土曜日より日曜日、日曜日より月曜日の方が大きく発達する予想。
つまり、週末にまだ大きく反応していないエリアでも「今回の27号は波を上げない」と判断するのは早い。
日曜日後半から月曜日以降の変化まで追う必要がある。
台風26号スリゲはすでに日本から離れる
一方、台風26号スリゲは2日0時に日本の東。
中心気圧1002hPa、最大風速18m/s。
2日昼には日本のはるか東、3日0時には千島の東まで急速に離れる予想。
このため、今週末に26号本体から新しい強いうねりが送り続けられる配置ではない。
ただし海では、すでに発生したうねりが台風本体より遅れて届くことがある。
複数のうねりや沿岸の風波が同時に存在するため、実際の波をすべて「26号」「27号」と完全に分けて考えることはできない。
最新天気図で2つの台風を見る
アジア太平洋 実況天気図
日本から離れる26号と、南から北上する27号の位置関係を確認できます。
48時間予想天気図
週末にかけて27号が北上・発達する様子を広域で確認できます。
台風27号チョーイワンの最新進路図
今週末から週明けにかけて主役になる27号の進路はこちら。
台風経路図
台風26号スリゲの進路も確認
26号は日本から離れますが、土曜日の東寄りの波を考えるために位置関係を確認しておきたい。
台風経路図
台風26号スリゲ
台風26号の最新進路を見る10月2日の海|千葉はサイズあり、湘南・東海は小さめ
週末予想を見る前に、金曜日の実際の海を確認しておこう。
| エリア | 10月2日の実波 |
|---|---|
| 千葉北 | 志田下でハラ〜ムネ、セットカタ。北東の強いオンショアでジャンク。 |
| 千葉南 | 御宿周辺でヒザ、セットモモ〜コシ。北北東風をかわして面の良い場所あり。 |
| 茨城 | トップサンテでハラ〜ムネ。北東の強いオンショアでコンディションは悪い。 |
| 東北 | 仙台新港でハラ。西の弱いオフショアで良い時間あり。 |
| 湘南 | 第2駐車場前でセットモモ〜コシ。北東のオフショア。 |
| 西湘 | 吉浜でモモ、セットコシ。 |
| 伊豆 | 大浜でヒザ、セットモモ〜コシ。 |
| 静岡 | 御前崎でヒザ〜モモ、セットコシ。 |
| 伊良湖 | スネ〜ヒザ、セットモモ程度。 |
| 伊勢志摩 | 国府ノ浜でヒザ前後。 |
| 四国 | 生見でモモ〜コシ、セットハラ。ただし東北東風が強い。 |
| 宮崎 | 金ヶ浜でコシ、セットハラ。北寄りの風でザワつく。 |
10月3日(土):26号の残り+東寄りの波
土曜日は、27号がまだマリアナ諸島付近。
そのため、この日の主要サーフエリアの波をすべて27号由来と考えるのは早い。
26号が残した東寄りのうねり、既存のうねり、北東寄りの風波が混ざる海になりそうだ。
| エリア | 朝6時 | 夕方18時 |
|---|---|---|
| 千葉北 | 1.58m・東北東・6.45秒 | 1.68m・東・7.25秒 |
| 千葉南 | 1.74m・東北東・6.75秒 | 1.94m・東・7.00秒 |
| 茨城 | 0.90m・東・6.40秒 | 0.84m・東・7.55秒 |
| 東北 | 0.56m・東南東・9.05秒 | 0.50m・東南東・10.75秒 |
| 湘南 | 0.46m・南東・5.90秒 | 0.48m・南東・7.40秒 |
| 西湘 | 0.88m・東・5.45秒 | 0.92m・東南東・6.55秒 |
| 伊豆 | 1.64m・東北東・5.90秒 | 1.60m・東・6.55秒 |
| 静岡 | 0.94m・東南東・6.50秒 | 1.02m・東南東・7.05秒 |
| 伊良湖 | 0.92m・東南東・6.65秒 | 0.98m・東南東・7.15秒 |
| 四国 | 1.32m・北東・5.50秒 | 1.16m・東北東・6.95秒 |
| 宮崎 | 1.58m・北東・6.05秒 | 1.50m・東北東・6.80秒 |
千葉:土曜は1.5〜2m弱。ただし短周期
千葉は週末初日からサイズがある。
千葉北は1.6〜1.7m前後、千葉南は1.7〜1.9m前後。
ただし周期は6〜7秒台。
長周期の強い27号スウェルというより、東寄りの波がまとまって入る状態として見たい。
北〜北東風のためポイント選びが重要。
伊豆:サイズはあるが北東風が強い
多々戸は1.6m前後。
ただし北東風が5〜8m/s程度。
南向きポイントでは風をかわす場合もあるが、風が強いため流れや海面への影響も確認したい。
湘南:土曜はまだ小さい
鵠沼は0.4〜0.5m前後。
ショートボードでサイズを求める人にはかなり物足りない可能性がある。
一方、千葉のサイズを避けたい人や、小波で入りたい人には選択肢。
四国・宮崎:サイズはあるが短周期
四国1.2〜1.3m、宮崎1.5m前後。
ただし朝は北東系の波で周期5〜6秒台。
日曜の変化と比べるための土台として見ておきたい。
10月4日(日):27号の反応が混ざり始めるか
日曜未明、27号は小笠原近海で945hPaまで発達する予想。
このタイミングから、西日本〜東海・関東の波高と周期にも変化が見え始める。
| エリア | 朝6時 | 夕方18時 |
|---|---|---|
| 千葉北 | 1.72m・東・7.65秒 | 1.90m・東南東・8.05秒 |
| 千葉南 | 1.84m・東・7.35秒 | 1.96m・東南東・7.85秒 |
| 茨城 | 0.94m・東南東・8.00秒 | 1.18m・東南東・8.15秒 |
| 東北 | 0.60m・東南東・10.10秒 | 0.72m・東南東・10.50秒 |
| 湘南 | 0.66m・南東・8.15秒 | 0.82m・南東・9.10秒 |
| 西湘 | 1.14m・東南東・7.10秒 | 1.24m・東南東・7.60秒 |
| 伊豆 | 1.86m・東・6.60秒 | 1.76m・東南東・7.30秒 |
| 静岡 | 1.58m・東南東・7.10秒 | 1.70m・東南東・8.30秒 |
| 伊良湖 | 1.60m・東南東・7.05秒 | 1.80m・東南東・8.30秒 |
| 伊勢志摩 | 1.78m・東・7.15秒 | 2.16m・東南東・7.90秒 |
| 四国 | 1.80m・東・8.35秒 | 2.48m・東南東・9.45秒 |
| 宮崎 | 1.74m・東北東・7.65秒 | 2.58m・東北東・8.45秒 |
四国・宮崎:日曜後半に大きく上向く
日曜日に最も変化が分かりやすいのが四国・宮崎。
四国・生見は朝1.8mから夕方2.48m。
宮崎・青島は朝1.74mから夕方2.58m。
周期も8〜9秒台へ伸びる。
土曜の短周期波とは違う変化が見えてくる可能性があり、27号の影響が混ざり始めるか確認したい。
宮崎:朝は風も比較的弱い
宮崎は日曜朝、北西〜北北西の弱い風。
サイズが上がり始める前の時間帯なら、風とのバランスは比較的見やすそうだ。
ただし午後へ向けてサイズアップする予報なので、入水後の変化にも注意したい。
伊勢志摩・伊良湖・静岡:日曜に一段アップ
伊勢志摩は夕方2.1m前後。
伊良湖は1.8m、静岡は1.7m前後。
周期も8秒前後へ伸びてくる。
ただし東〜北東寄りの風が入りやすいため、波高だけでは判断しにくい。
千葉:2m弱。土曜からサイズを維持しながら周期が伸びる
千葉北・南とも1.7〜2m弱。
大幅なサイズアップではないものの、波向きが東から東南東へ変わり、周期も8秒前後へ。
土曜よりもうねりらしいまとまりが出るかを確認したい。
湘南:まだ大きくはならない
鵠沼は朝0.66m、夕方0.82m。
周期は夕方9秒前後まで伸びるが、サイズはまだ抑えられている。
大きな波を避けたい人には引き続き候補。
ただし27号は日曜日より月曜日の方が強くなる予想なので、週明けは状況が変わる可能性がある。
東海も1.5〜2m前後へ。
千葉は2m弱を維持。
湘南はまだ小さめ。
土曜と日曜、どっちを選ぶ?
| エリア | 3日 土曜 | 4日 日曜 |
|---|---|---|
| 千葉 | 1.5〜1.9m。東寄り・短周期。 | 1.7〜2m弱。周期が少し伸びる。 |
| 茨城 | 1m弱。 | 1m前後へ少し上向く。 |
| 東北 | 波高は小さいが周期は長め。 | 引き続き小さめ。26号の残り方を確認。 |
| 湘南 | 小波。 | 少し上向くがまだ1m未満中心。 |
| 西湘 | 1m弱。 | 1.1〜1.2m前後。 |
| 伊豆 | 1.6m前後だが北東風強め。 | 1.8m前後。引き続き北東風に注意。 |
| 静岡・伊良湖 | 1m前後。 | 1.5〜1.8mへサイズアップ。 |
| 伊勢志摩 | 1m前後。 | 2m前後まで上向く。 |
| 四国 | 1.2〜1.3m。 | 夕方2.5m前後まで上昇。 |
| 宮崎 | 1.5m前後。 | 夕方2.5m前後まで上昇。 |
5日(月)以降がむしろ重要|27号は925hPa予想
今回、週末記事で最も忘れてはいけないのが月曜日以降。
5日3時、台風27号は小笠原近海で中心気圧925hPa。
最大風速50m/s、最大瞬間風速70m/sまで発達する予想。
日曜日の時点で波がそれほど大きくないエリアでも、その後さらに状況が変化する可能性がある。
日曜の海だけを見て、27号の影響を判断しない。
台風は日曜から月曜にかけてさらに発達する予想です。週明けは波高・周期・風が大きく変化する可能性があるため、最新情報を確認してください。
2つの台風がある時ほど波高だけを見ない
今回の週末は26号の残り、27号から届き始める波、沿岸の北東風による風波が同時に存在する可能性がある。
そのため、単純に「1.8mだから台風27号の波」と考えることはできない。
見るべきなのは波向きと周期の変化。
土曜日から日曜日にかけて、東〜北東中心だった波が東〜東南東へ変わり、周期が伸びるエリアが増えている。
こうした変化と台風27号の位置を合わせて見ながら、実際の海を確認したい。
各地の最新波情報を確認
台風27号の名前は「チョーイワン(Choi-wan)」。
香港が提案したアジア名で、意味は「彩雲」。
小ネタ1:アジア名リストでは88番
Choi-wanは現在のアジア名リストで88番。
直前の87番が台風26号で使われたSurigae(スリゲ)。
小ネタ2:彩雲とは?
雲が太陽光によって虹のような色に見える現象を「彩雲」と呼ぶ。
台風名には動植物だけでなく、こうした自然現象に由来する名前も使われている。
まとめ:土曜は26号の残り、日曜から27号へ。月曜以降さらに注目
今週末は2つの台風を同時に見ておきたい。
台風26号スリゲはすでに日本の東へ急速に離れる。
一方、台風27号チョーイワンはマリアナ諸島から小笠原近海へ北上し、急速に発達する予想。
日曜:四国・宮崎・東海・千葉でサイズアップ。
月曜:27号925hPa予想。週末以上の変化に注意。
土曜日は千葉で1.5〜2m弱ある一方、湘南はまだ小さい。
日曜日になると四国・宮崎が2.5m前後、伊勢志摩2m超、静岡・伊良湖・千葉でもサイズが上向く。
ただし、日曜でも27号はまだ発達途中。
今回の本格的な変化は週末後半から週明けへ続く可能性がある。
台風の勢力だけで波を判断せず、実際の波高・波向き・周期・風を毎日確認したい。
出典:SURF@REA 台風情報、SURF@REA 最新波情報、SURF@REA 波高・風向き予報、気象庁「台風情報」「天気図」「台風の番号とアジア名の付け方」
※波高は海洋予報上の波高であり、実際のサーフポイントのフェイスサイズそのものではありません。
※今週末の海には台風26号・27号から届く可能性のあるうねりに加え、既存のうねりや沿岸風による波が重なります。特定の波を一つの台風だけに由来すると断定するものではありません。
※この記事は2026年10月2日時点の情報をもとに、10月3日(土)・4日(日)を中心とした週末から週明けのサーフィンへの影響を整理しています。
