【台風30号チャンパー】週末の波は?一時905hPaまで発達|土曜は四国・宮崎・東海2m超、湘南も上向き
台風30号チャンパーが沖縄の南から与那国島付近へ進み、週末は東シナ海を北上する予想となっている。
今回のチャンパーは非常に強力だ。
22日6時の解析では、中心気圧905hPa、最大風速55m/s、最大瞬間風速80m/sまで発達していた。
今後は徐々に勢力を落としながら北西〜北へ進み、24日には与那国島付近、25日には東シナ海へ。
24日(土):南〜南東波が続き、千葉・湘南も後半に上向く。
25日(日):台風は東シナ海を北上。南寄りの波と風向きの変化に注目。
ただし「905hPaまで発達した=本州すべてに巨大な台風スウェル」ではない。週末の海は、台風30号の影響が混ざる南〜南東うねりに、強い東〜北東風による波も重なる複雑な状態になりそうだ。
台風30号チャンパー|一時905hPaまで発達
台風30号チャンパーは、22日6時に沖縄の南。
中心気圧905hPa、最大風速55m/s、最大瞬間風速80m/sという非常に強力な勢力まで発達した。
ただし今後は徐々に勢力を落としながら、与那国島方面から東シナ海へ北上する。
| 日時 | 台風30号チャンパーの予想 |
|---|---|
| 10/22 6時 | 沖縄の南。905hPa、最大風速55m/s、最大瞬間80m/s。北西へ20km/h。 |
| 10/22 18時 | 沖縄の南。925hPa、最大風速50m/s。 |
| 10/23 6時 | 与那国島の南南東約290km。940hPa、最大風速45m/s。 |
| 10/24 3時 | 与那国島の西南西約70km。965hPa、最大風速40m/s。 |
| 10/25 3時 | 東シナ海。985hPa、最大風速30m/s。北へ15km/h。 |
| 10/26 3時 | 東シナ海。996hPa、最大風速20m/s。北東へ25km/h。 |
| 10/27 3時 | 日本海へ進む予想。台風ではなくなる見込み。 |
今回の進路で重要なのは「西寄り」
チャンパーは本州の太平洋沖を北上するのではなく、台湾の東側から与那国島付近を通り、東シナ海へ進む予想。
そのため、東向きの海岸すべてが強烈な長周期台風スウェルになるわけではない。
南向き〜南東向きのエリア、特に宮崎・四国・東海・伊豆などの反応を重点的に見たい。
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台風30号チャンパーの最新進路図
台風経路図
台風30号チャンパー
台風30号の最新進路を見る10月22日の海|すでに南向きエリアはサイズあり
週末予想を見る前に、22日夕方の実際の海を確認しておこう。
| エリア | 22日の実波 |
|---|---|
| 千葉北 | 吉崎でムネ〜カタ、セット頭。西風が強くザワつき。 |
| 千葉南 | 千倉でコシ〜ハラ、セットムネ〜カタ。東北東風が強い。 |
| 茨城 | 大洗でコシ〜ハラ。 |
| 湘南 | 場所によってハラ〜カタ。風の影響あり。 |
| 西湘 | 生コン前で頭〜頭オーバー、セット頭半。 |
| 伊豆 | 宇佐美でヒザ〜モモ、セットコシ、たまにハラ。 |
| 静岡 | 静波でカタ〜頭オーバー、セット頭半。 |
| 伊良湖 | カタ〜頭、セット頭オーバー。 |
| 伊勢志摩 | コシ〜ハラ。 |
| 四国 | 宍喰でハラ〜ムネ、セットカタ。 |
| 宮崎 | 青島でハラ、セットムネ。南西オフショアで良い時間あり。 |
10月23日(金):宮崎・四国・東海で2m超
23日は西日本〜東海の南向きエリアでサイズがある。
| エリア | 朝6時 | 夕方18時 |
|---|---|---|
| 宮崎 | 2.48m・南東・9.35秒 | 2.84m・東南東・8.55秒 |
| 四国 | 2.06m・南南東・10.35秒 | 2.32m・南南東・9.70秒 |
| 静岡 | 2.04m・南南東・9.10秒 | 2.32m・南東・8.65秒 |
| 伊良湖 | 2.04m・南東・8.85秒 | 2.46m・南東・8.15秒 |
| 伊勢志摩 | 2.08m・南東・8.35秒 | 2.62m・東南東・7.85秒 |
| 伊豆 | 2.32m・南東・8.45秒 | 2.02m・南南東・9.05秒 |
| 千葉南 | 2.04m・東・7.65秒 | 1.68m・南東・7.95秒 |
| 千葉北 | 1.82m・東・7.65秒 | 1.54m・東南東・7.75秒 |
| 湘南 | 0.94m・南・9.75秒 | 0.92m・南・9.70秒 |
宮崎:2.5〜2.8m前後
今回もっとも大きく反応しているエリアのひとつ。
ただし東〜東南東風も入りやすく、サイズがあることとコンディションが良いことは別。
場所によってはまとまりを欠く可能性がある。
東海:2m超だが強い東寄りの風
静岡・伊良湖・伊勢志摩はいずれも2m超。
一方で東〜北東風が強い。
特に伊良湖・静岡では8m/s前後の風が予想され、サイズがあっても風の影響が大きそうだ。
10月24日(土):千葉・湘南は後半上向き
土曜日も西日本〜東海には十分なサイズが残る。
一方、関東では朝より午後〜夕方の方が少し上向く予想。
| エリア | 朝6時 | 夕方18時 |
|---|---|---|
| 宮崎 | 2.34m・南東・8.55秒 | 2.30m・南東・8.10秒 |
| 四国 | 2.46m・南南東・9.20秒 | 2.24m・南南東・8.90秒 |
| 静岡 | 2.26m・南南東・9.00秒 | 2.20m・南・10.35秒 |
| 伊良湖 | 2.34m・南東・8.35秒 | 2.08m・南南東・9.85秒 |
| 伊勢志摩 | 2.52m・南東・8.00秒 | 1.96m・南南東・9.80秒 |
| 伊豆 | 2.06m・南・9.80秒 | 2.36m・南・9.95秒 |
| 千葉南 | 1.74m・南南東・8.10秒 | 2.26m・南南東・8.05秒 |
| 千葉北 | 1.52m・南東・7.85秒 | 2.04m・南東・7.65秒 |
| 湘南 | 0.98m・南・9.30秒 | 1.36m・南南東・8.30秒 |
| 西湘 | 1.14m・南東・8.05秒 | 1.54m・南東・7.60秒 |
千葉:土曜後半に2m前後へ
千葉北は朝1.5m前後から夕方2m前後。
千葉南も1.7mから2.3m前後へ。
波向きは南東〜南南東。
今回の進路では、金曜日より土曜後半の方が関東南部で南寄りの波を拾いやすくなる可能性がある。
湘南:朝1m弱 → 夕方1.3m前後
湘南は外海と比べると一段小さい。
ただし夕方へ向けて1.3m前後まで上向く予想。
北北東風が続くため、サイズと風のバランスだけなら外海より入りやすい可能性がある。
四国:土曜朝2.5m前後
生見は朝2.46m。
北北西の弱い風なので、朝は風とのバランスが比較的良い可能性がある。
ただし昼以降は南寄りの風が8m/s前後まで強まる予想。
狙うなら明るい時間帯の早めが気になる。
伊豆・東海:サイズは残るが風が課題
伊豆は2m超。
静岡・伊良湖も2m前後。
ただし東〜北東風がかなり強くなる予想。
サイズよりも、風をどこまでかわすかがポイントになりそうだ。
10月25日(日):台風は東シナ海へ北上
日曜日未明には台風30号は東シナ海。
中心気圧985hPa、最大風速30m/sまで弱まる予想。
ただし、台風が弱まったからといって海がすぐ小さくなるわけではない。
すでに作られた南〜南東うねりは時間差で残る。
日曜日のポイント
台風本体は日本の西側、東シナ海へ。
そのため本州太平洋側では、台風が近づき続けるパターンではなく、土曜日までに入った南寄りの波がどこまで残るかを見る展開になりそうだ。
西日本では台風周辺の風の影響が続く可能性があり、風向きの変化にも注意したい。
特に四国・宮崎・東海では、土曜日までにサイズが十分あるため、日曜も「小さくなった」と決めつけない方がいい。
一方、湘南や西湘では南寄りの波が残れば、外海ほど大きくなりすぎずサーフィン可能なサイズになる可能性がある。
今週末、どこを見る?
| エリア | 週末の見方 |
|---|---|
| 千葉 | 土曜後半にサイズアップ。千葉南2m超。東〜北東風とのバランスを見る。 |
| 湘南 | 外海より小さめ。土曜後半に1m台へ。大きすぎる海を避けたい場合の候補。 |
| 西湘 | 湘南より一段大きめ。土曜夕方1.5m前後。 |
| 伊豆 | 両日2m前後。北東風がかなり強く、風の影響が大きい。 |
| 静岡・伊良湖 | 2m超を維持。東〜北東風が強く、サイズよりポイント選び。 |
| 伊勢志摩 | 土曜朝2.5m前後。風の影響を受けやすい。 |
| 四国 | 土曜朝2.5m前後。朝の弱い北寄り風が気になる。 |
| 宮崎 | 2m超が続く。東〜南寄りの風と面を確認。 |
905hPaなのに、なぜ本州で5m・6mにならない?
台風の中心気圧だけでサーフポイントの波は決まらない。
重要なのは、台風とポイントの距離、台風がどちらへ進んでいるか、強風域の向きと広さ、うねりが進む距離、海岸の向き、地形など。
今回の30号は非常に強く発達したが、その進路は本州太平洋岸へ向かうのではなく、台湾付近から東シナ海へ。
そのため、強烈な勢力の割にエリアごとの反応差が大きい。
逆に「2mだから大丈夫」とも考えない。
海洋予報上の波高と実際のブレイクサイズは同じではありません。今日22日も西湘・静岡・伊良湖では予報値以上に大きく感じるセットが確認されています。実際の海を確認してください。
チャンパーって何?
台風30号のアジア名は「チャンパー(Champi)」。
ラオスが提案した名前で、意味は「赤いジャスミン」。
気象庁のアジア名リストでは90番にあたる。
各地の最新波情報を確認
まとめ:猛烈に発達した30号、週末は南向きエリア中心にサイズあり
台風30号チャンパーは一時905hPa、最大風速55m/sまで発達。
非常に強力な台風だが、今後は与那国島付近から東シナ海へ北上しながら弱まる予想。
24日:南向きエリアは引き続きサイズあり。千葉・湘南は後半上向き。
25日:台風は東シナ海へ。土曜までの南寄り波がどこまで残るか確認。
特に土曜日は四国・宮崎・東海で2m前後から2.5m程度。
千葉も夕方へ向け2m前後、湘南も1m台まで上向く予想。
一方で東〜北東風が強い場所が多く、サイズがあるから良い波とは限らない。
今週末は波高より「風をかわす場所」と「自分に合うサイズ」を優先して選びたい。
出典:SURF@REA 台風情報、SURF@REA 最新波情報、SURF@REA 波高・風向き予報、気象庁「台風情報」「天気図」「台風の番号とアジア名の付け方」
※波高は海洋予報上の波高であり、実際のサーフポイントのフェイスサイズそのものではありません。
※海には台風30号の影響が混ざるうねりだけでなく、既存のうねりや沿岸風による波も含まれます。個々の波を台風30号だけに由来すると断定するものではありません。
※この記事は2026年10月23日未明時点の情報をもとに、10月23日(金)〜25日(日)のサーフィンへの影響を整理しています。
